参加者インタビュー

事業を通して就職が決まった参加者の今をお届け!

未経験でも、
やりたい仕事をやりたい!
IT企業への転職にチャレンジ

Sさん(33歳)
参加コース:企業実習コース
職種:プログラマー・システムエンジニア職

子どもとの生活を重視して、転職を決意

以前は不動産関連の営業や事務をやっていました。労働時間が長く帰宅も遅くなりがちで、子どもたちもまだ小さく、生活が不安定になってしまったことから離職を決意しました。辞めて最初の1〜2ヶ月は、子どもたちといっしょに過ごすことを優先。3〜4ヶ月経った頃に、就職チャレンジ多摩を通して本格的に就活を始めました。
就職支援サービスというと、ほとんどが電話やリモートでの対応ですが、就職チャレンジ多摩は家から近いこともあって、実際にお会いして顔を見ながら相談ができたこと、それが大きかったですね。担当のジョブリーダーとは女性同士ということもあり信頼関係が築けて、踏み込んだ相談ができました。5日間のスキルアップセミナーの後、企業説明会で出会った今の会社で5日間実習をして、採用していただきました。

ハードルを超え、やりたかったITの仕事へ

不動産の事務をしていたとき、作業短縮のためにRPA(事業プロセス自動化技術)を導入しようとしたこともあって、ITに興味をもちました。転職するならプログラミングやRPAをやりたいと思うようになりました。
正直ハードルは高かったです。最初は2ヶ月間Javaの研修を受けることからスタートしました。それまでは接客がメインでExcelなどを使うこともありましたが、SEとなるとまったく別のスキルが求められます。たとえば自分は、プログラムを組むときの考え方の筋道のようなものができていなかったので、そこを研修で鍛えていきました。わからないことは他の受講仲間や講師の方に、なんでも細かく質問して乗り切りました。

技術も身につけながら、やりがいを感じる毎日

今の会社で働き出して約半年、現場が決まって3ヶ月です。主に開発者が作成したプログラムを定期的にリリースする作業などを担当しています。まだ自分でプログラミングができるレベルではないのですが、最近はプログラミング以外の仕組みのところで開発者から「どうしたらいいだろう」などと相談されることも増えてきて、徐々に技術を身につけながら、みんなの役に立っているなとやりがいを感じています。

転職は生活面でもメリットがありました。じつは、現場といっても在宅がほとんどなので、子供たちといっしょにいられる時間が長いんです。それもチャレンジしてよかったことのひとつですね。

MESSAGE for Challenger

自分がやりたいことを60歳、65歳まで永続的に続けたいという思いで転職を考えました。
そういう思いがあれば、転職してもまたすぐに辞めてしまうことなく続けられると思います。

代表取締役 松原さん

代表取締役 松原さん

ITであっても、最後は「人」が大切です

ITの仕事の中には、高いスキルを求められるものもありますが、一方で、スキルよりもお客様のニーズを的確に引き出していく能力が重要な仕事もあります。当社はどちらかといえば後者がメインで、スタッフもしっかりコミュニケーションをとれることを重視しています。Sさんは、技術的には未知数でしたが、新しい分野にチャレンジしたいという意欲がありましたし、なにより、周囲をよく見て気を配るという能力がずば抜けていました。技術も大切ですが、それ以上に「人」です。いっしょに仕事がしたいと思えるか、お客様と信頼関係を築けそうか、それが当社の採用基準です。

MESSAGE for Challenger

会社は、人生にとってかなり大きなウエイトを占めるもの。よく見て、悔いのない選択をしてください。現地での実習のような仕組みがあれば、求職者にとっても会社を知るよい機会になると思います。